暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

ネコ

昼過ぎに大学に戻ると、駐車場脇の幹に動くものが張り付いていた。
動くものは黒いネコだった。
地面に対してほぼ垂直に生えている木から、頭を下にして少しずつ降りており、時折バランスを崩している。
地面から5mくらいは枝が全く生えていないので、さすがのネコも慎重に降りざるを得ないらしい。
 
良く見ると、もう1匹のネコがその木のさらに上の方にいた。

このネコは降りられなくなったのかもしれない。
ここぞとばかりに写真を撮りまくっていると、さすがに危険を感じたのか、ためらいながらも降りはじめた。

この直後にやはりバランスを崩しながら一目散に木を降りていった。
 
ネコには降りづらい場所だったのかもしれないが、そこまで登れること自体は凄い気がする。
それにしても何のために木に登ったのだろうか。
気になる。