暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

神戸ポートアイランド

高須賀君の結婚式のため神戸に来たのだが、手ぶらで来た訳ではない。
きっちりシーバスロッドとルアー一式を持ってきているのだ。

高速バスでロッドを抱えるおっさんはさぞ怪しい人間に見えただろう。
 
早朝5時に起床し、いざ出陣だ。
海の近くのホテルを取っていたので徒歩で海に向かう。
あまり釣れそうな気配はないが取り敢えずバイブレーションを投げる。
シーバスと思しき捕食音が聞こえた方向に投げてみると、アタリらしき感覚があったもののほんの一瞬で手応えがなくなってしまった。
この後はアタリが続かなかったので他の場所に移動する。
 
大都会・神戸と言えども早朝の神戸ポートアイランドは閑散としている。

暗闇の中を一人ロッドを担いで海を求めてさまよう。
一時間ほど歩いて良さそうな場所を見つけたが、既に夜が明けていた。
結局ボウズのまま納竿した。
 
さすがに初めての場所では釣れないものだ。
今度は釣れそうな場所の近くのホテルを取ることにしよう。
帰り道、道路の水たまりが凍っていることに気付いた。 

こんな寒い中を良く歩いたものだ。
 
この後、尼崎の親戚のところに顔を出してから高速バスに乗り込んだ。
次に神戸に来た時には必ず釣ってやる。