暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

長高水族館

シーロード八幡浜からの帰り道、長浜に差し掛かった時にある事実に気付いた。
今日は第三土曜日である。
それならば行くしかない。
長浜高校水族館に!

この長浜高校水族館とは、長浜高校の水族館部が運営している水族館で毎月第三土曜日に一般公開しているものだ。
長浜に釣りに行った時に寄ってみようと思っていたが、釣りの時間と開館時間(11時)が合わず、行けずじまいだった。
今日が初めての来訪になる。
 
運動場に車を止め、校舎に向かう。
想像よりも来館者が多い。
家族連れかカップルがほとんどで、自分のようなおっさんが一人だけというのはいないようだ。
校舎に入る前に女子高生がパンフレットを配っていたが、自分が怪しすぎたためかスルーされそうになった。
 
とは言え、校舎に入ると水族館部とボランティアの学生達が賑やかに迎えてくれた。
本物の水族館と比べると魚種は少ないが、学生が一所懸命手作りしたのがよくわかる水族館になっていた。

一番気に入ったのは近場の海の魚を入れた水槽である。
タイ、カサゴ、アナゴ、キジハタしかいなかったが、釣りをしている身としては嬉しい魚たちだ。

つい1時間ほど前にお前たちの仲間を釣ってやったぞ。
屋外の水槽にはサメがいた。

各水槽の前で水族館部の部員が丁寧に説明してくれる。
よく勉強しているらしく、こちらの質問にも答えることができていた。
自分が高校生の時にはそんなことは全くできなかったので素直に凄いと思った。
 
帰り道、いつもの花が満開になっていた。

もうすっかり春だ。