暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

大型連休その3

ゴールデンウィーク3日目。
自分は休みだが妻には仕事がある。
せめて朝の時間を忙しくさせないようにと思い、早朝から釣りに行ってきた。
折角のゴールデンウィークなので久しぶりに遠くの釣り場を選ぶ。
 
朝5時に起床し高速道路に乗る。
目的地は第一の河口。
狙いはシーバスだ。
 
1時間程で第一の河口に到着した。
すっかり周りが明るくなっている。
あまり釣れそうにないが取り敢えず釣りを始める。
今日のルアーはバイブレーション。
自分はバイブレーションは河口の釣りと相性が良いと考えている。
狙いは的中、早速アタリが来た。
そしてその直後のエラ洗いでバラしてしまう。
というのを3回繰り返し、その後には全くアタリがなくなってしまった。
高速道路を使ってまでボウズでは気がおさまらない。
折角なので第二の河口に寄ってみることにした。
 
第二の河口に着いた時には完全に夜が明けてしまっており釣れる気配はない。
取り敢えずいろいろなルアーを投げるが反応はない。
一縷の望みをかけてメタルマルを投げるといきなりアタリが来た。

25cmのヒラメが釣れた。
今までの鬱憤を晴らすような一匹だったがこれ以上釣れそうにないので第三の河口へ移動する。
 
第三の河口でも釣れそうな気配がなかったが、何とかワームでカサゴが釣れた。

ここまでの道のりでかなり疲れたのでこれで納竿にした。
 
帰り道に観光列車の姿が見えた。

あの中にいる人達はゴールデンウィークを満喫していることだろう。
もし第一の河口でシーバスが釣れていたならと思うと悔しい。
いやしかしボウズでなかったことを喜ぶべきだ。
いずれ近いうちにリベンジしてやる。
 
午後からは日本学術振興会の書類の作成に取り掛かる。
所謂研究費を申請する書類だが、論文よりも筆が進まない。
論文は研究成果に基づいて書くので、書くことがある程度決まっているため比較的簡単に書ける。
一方、研究費の申請書類ではこれから行うであろう研究の計画について、新奇性や独創性などをアピールしつつ書かなければいけない。
「この研究計画で良いのだろうか」とか「この計画が受け入れられるのだろうか」などと考えてしまうと、自分に自信がなくなり、筆が全く進まなくなる。
こんな時にはできるところから書くしかない。
できれば明日中に片づけたいところである。