暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

関西畜産学会大会1日目

ついに学会の日が来た。
ここまで来たら一所懸命取り組むのみ。
 
学会大会は12時からなので朝から最終準備を進める。
大会実行委員のうち現場担当は、県から2名、自分、そして自分の研究室の学生5名の8名である。
そのうち自分ともう1人は評議委員会などに出席しなければいけないうえ、学生2名が発表を控えているので、かなり少ない人数で対応しなければいけない。
受付の準備、会場の準備、休憩室の準備…あらかた片付いたところで、参加者が来始めた。
休憩室の飲み物には、この県を代表する(?)ジュースである「ポンジュース」を60本用意している。
喜んでもらえれば良いのだが。
 
大会は評議委員会から始まり、総会、学会賞受賞講演、シンポジウム、一般講演と進んでいく。
いずれも特に問題もなく順調に進み、後は懇親会を残すのみ。
いつもなら気楽に参加する懇親会も運営側では全く気楽ではない。
自分の担当は司会なのであまり気を抜くことができないが、病気のせいでお酒が飲めないのでちょうどいい。
とにもかくにも参加者に喜んでもらえることが第一だ。
用意してもらった県のブランド畜産物である「甘とろ豚」と「媛っこ地鶏」は満足してもらえるだろうか。
 
ブランド畜産物は概ね好評だったようで、9kg用意した肉があっという間になくなってしまった。
少なくともある程度は満足してもらえたようで良かった。
これで今日の仕事は終わりである。
明日もうまくいけば良いのだが。
 
ちなみに今日の一般講演では優秀発表者の選出も行われていた。
その受賞者を懇親会で発表したのだが、自分の研究室の修士2年生の荻野さんが選ばれていた。
一昨年の杉本さん、昨年の奥山君に続く、まさかの3年連続の優秀発表章受賞である(学会は違いますが)。
これには本当に驚いた。
実力で勝ち取った賞であることは間違いないが、開催地の学生が受賞したので少しだけ申し訳なく感じてしまった。