暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

関西畜産学会大会2日目

学会大会2日目。
今日は一般講演のみである。
 
学会大会の運営自体は昨日と同じなので、仕事には特に問題はないようだ。
敢えて言うなら、今日の自分の発表するのが一番の問題である。
自分が畜産関係の学会で発表するのはかなり久しぶりである。
そのうえ、学会大会の準備のため発表の練習をほとんどしていない。
早朝に一度だけ練習したところでは発表時間を30秒ほど超えてしまっていた。
 
そしていよいよ自分の番が来た。
発表そのものは(おそらく)順調に終わった。
ただ、質問にはうまく答えられなかった。
その理由は明らかで、自分の予想範囲外の質問だったことに加え、質問者が外国人だったからである。
英語で予想外の事を聞かれてしまい、多分こういうことを聞いているんだろうな、でもどうやって英語で返そうかと考えているうちに頭の中がパニックになってしまった。
外国人の隣に通訳をしている人がいたので、つい日本語で答えてしまった。
 
はっきり言って大学の教員がやることではない。
 
質問者には後で直接英語で回答したが、自分の英語の不甲斐なさに腹が立つ。
とにかく大勢の前で英語で話す訓練と覚悟が全くできていない。
ああ悔しい。
 
学会そのものは順調に終わった。
成功と言って差し支えないだろう。
ただ一つ失敗したことと言えば自分の発表だけだ。
何だろうこのシーバスを玉網で掬い上げる時にバラしてしまったような感覚は。
次こそは、次こそは必ずうまくやってやる。