暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

初めての沖縄その2

沖縄2日目。
朝5時に起きて釣りに行く。
目指すは安里川の河口にある泊漁港である。
 
自転車に乗って20分間くらいで泊漁港に到着した。
凄く良さそうな気配なのに誰も釣り人がいない。
本土ならシーバスやメバルが釣れそうだが、シ―バスは沖縄には生息していないし、メバルもかなり少ないらしい。
ルアーを投げまくったが何も釣れないまま夜が明けてしまった。
 
河口の傍にあるにも関わらず潮の流れがあまりない。
潮目も遠すぎるし、流れを狙った釣りは厳しいと思った。
そこでワームを使って足元の魚を狙うことにする。
ところが小魚たちもワームにあまり興味を持ってくれない。
釣り部の清原君なら釣れるのだろうが自分の腕では釣れる気がしない。
 
そろそろ帰ろうかというところで海底付近にステイさせていたワームを動かした瞬間、魚の手応えを感じた!

何だこれ。
調べたところヤライイシモチという魚らしい。
とにかく沖縄初魚を釣り上げた。
 
そのすぐ近くで目に見えないくらい小さな魚が細長い魚に追われているのを見た。
カマスかダツではないかと思いワームを投げてみるとまたアタリが来た!

30cmくらいの細長い魚が釣れたが、ダツではない。

これは多分アオヤガラだろう。
スポイトの様な口に見事にワームが掛かっていた。
 
この後は安里川の河口でルアー投げたがアタリはなかった。
釣りをしている最中に小さなウミガメを見た。

生まれて初めて野生のウミガメを見た。
自分のデジタルカメラの光学ズームが2倍しかないが悔やまれる。
しかしあまり綺麗とはいえない(失礼)河口にウミガメがいたことに驚いた。
泊漁港周辺や河口にもゴミが散らばっていて汚い。
それにもかかわらず熱帯系小魚が泳いでいるのである。
汚い海に熱帯系小魚が生息している様は、何となく異様な気がする。