暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

期末試験

今学期の授業の締めくくりとして期末試験を実施した。
自分は毎週金曜日の一限目の統計学と三限目の畜産学の授業を担当しているので、期末試験を二つ行い、早速採点した。
 
一限目の試験を採点すると成績が芳しくないことに気付く。
5〜6年前までは100点満点の学生が必ず数人いたものだが、ここ数年は一人もいない。
試験問題の難易度はほとんど変えていない。
したがって、自分の授業の技術が衰えたか、または学生の学力が低下したか、あるいはその両方が原因だろう。
 
いずれにしても嬉しくない状況だと思いつつ三限目の試験を採点すると、こちらはそれほど悪くなかった。
ちなみに三限目の授業を受けている学生の三分の一は一限目の授業を受けている。
と言うことは自分の授業の技術が衰えたのが原因なのだろうか。
 
大学では授業内容について大学側から細かな指示はないため、教員の判断で授業が行うことができる。
自分の授業の良し悪しは学生の態度や感想、そして試験の出来によって知ることができる。
学生だけではなく、教員も試験の結果で一喜一憂しているのである。