暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

バラしの後に

何となく青物が釣れそうな気がしたので、出勤前に地元の海に行ってきた。
朝5時頃に釣り場に到着したが、この時点で既に釣り人が何人も入っていた。
もしかしたら本当に青物が回遊しているのだろうか。
 
空いている釣り場に入り早速ルアーを投げる。
周りはちらほらとシーバスが釣れているが自分には全くアタリがない。
近くでライズが起きているものの自分が投げているルアーには全く見向きもしない。
次第に他の人も釣れなくなっていった。
 
何気なくワーム(静ヘッド+R-32)を投げていると、突然強いアタリが来た!
ドラグを鳴らしながらPEラインがどんどん出されていく。
シーバスの引きとは比べ物にならないこの強さは青物かエイに間違いない。
隣の釣り人に移動してもらいやり取りを続ける。
謎の魚は一気に引いたと思うと少し休み、また一気に引いていく。
10分間くらいやり取りしてもまったく重みが変わらない。
意を決してドラグをやや締めリールを巻いていると手応えがなくなってしまった。
フッキングが甘かったようでワームを無事に回収することができた。
おそらくエイだったのだろう。
というかそう思わないと悔しすぎる。
 
今日はワームが良さそうだと思いもう一度同じ場所に投げてみるとまたアタリが来た!
しかし今度はすぐに手応えがなくなってしまった。
よく見るとPEラインとリーダーの結束部が切れてしまっていた。
先程のやり取りで結束部が脆くなっていたらしい。
自分の確認ミスで魚に悪いことをしてしまった…。
 
気を取り直してもう一度ワームを投げてみるとまたまたアタリが来た!
今度こそは釣り上げたい。
鰓洗いをいなし玉網で掬う。

63cmのマルフッコだった。
いつも(第二の河口)と違う綺麗な魚体である。

居着きではない、回遊している個体だろうか。
早速〆てお持ち帰りした。
 
胃の中を調べてみるとアミ(エビ?)で満たされていた。

(お食事中の方はすみません。)
これが噂のアミパターンというやつだろうか。
だとしたら他のルアーで釣れなかったのも合点がいく。
今日釣れたのは運が良かったのかもしれない。
 
それはさておき、シーバスは美味しくいただきました。

次こそは青物を釣りたい。