暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

大学での新型コロナウイルスの対策について その2

新型コロナウイルスのせいで今年度の授業開始が4月22日に延期された。

当然その他の行事も延期されると思っていたら、新入生のガイダンスや健康診断は予定通りに実施するそうだ。

新型コロナウイルスの拡散を防ぐためには、人の移動に対しての対策が必要なはずだ。

この季節、大学で最も危険なのは、春休みで旅行した学生や、日本各地から入学する新入生、そして就職活動している学生である。

単純に授業を延期したりすれば良いというものではない。

ましてや研究室単位で対策すれば良いというものでもない(学生が廊下やトイレなどの共用スペースを使用するため)。

大学の行事を決定しているのは、教員でも事務職員でも上の立場にいる人達である。

新型コロナウイルスについて、下の立場の人達が提案した対策が却下されたという話も聞いている(自分も却下された)。

このような緊急事態こそ、目上の人達の判断力・決断力が問われるのである。