暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

マッチ・ザ・ベイト

仕事の前に地元の海に行ってきた。

そろそろ青物が回遊するはずだと期待してのことだった。

潮はどん底から上げに入ろうというところ。

海面にはベイトの気配はない。

 

ヘビーミノーやメタルジグを投げてみるものの何の手応えもない。

まだ早かったかと思いつつ、メタルジグを底の方で動かしてみる。

すると大きなアタリが来た!・・・かと思えばまったく引かない。

とにかく何かが引っ掛かっているようで、重みはあるが全く引かない。

かつて大きな青物を掛けた時にも全く引かず、足元に寄せてから大暴れして、テトラポッドに潜られたことを思い出す。

ひょっとして青物かと思いつつ、慎重に、慎重に寄せる。

そして、予想通りに、足元まで寄せた時に暴れ始めた。

ここで逃してなるものか。

必死でリールを巻き、浮き上がってきたのはマゴチだった。

f:id:tachitetsu:20180911060726j:plain

今年初のマゴチが釣れた。

f:id:tachitetsu:20180911060108j:plain

59cmの堂々としたマゴチ。

マゴチを〆てすぐに帰宅したのは言うまでもない。

夕方にマゴチを捌いて胃の中を調べる。

何か硬いものが入っているぞ・・・。

f:id:tachitetsu:20180911185228j:plain

胃の中にはシャコが詰まっていた。

f:id:tachitetsu:20180911185352j:plain

右端のものはメゴチだろうか。

海底でメタルジグを動かしていたので、シャコだと思って喰らいついたのかもしれない。

これもある意味でマッチ・ザ・ベイトだろう。