暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

わたしまけましたわ

先週末は大学入試業務のためあまり休めた感じがしない。

そこで、今週は実験をせず論文作成と卒業論文の指導に専念することにした。

仕事はそれなりに進んだが、座り仕事ばかりでほとんど体を動かしていない。

自分は座った時の姿勢が悪いので体のあちこちが痛い。

やはり時には体を動かさなければ。

体を動かすには釣りが一番だ。 

しかし、今日は全国的に強い寒波が来ると言う予報である。

早起きしたのに釣りができない場所では意味がない。

そこで比較的風が弱い第二の河口に行くことにした。

 

第二の河口に到着したのが朝5時頃。

他の場所よりはマシだがかなり強い風が吹いている。

3時過ぎに干潮になるはずだが全く潮が満ちていない。

後で気付いたのだが、潮汐表の日付を間違えていた。

川がかなり干上がっている状態で釣りを開始することになった。

ひとまずエリア10を投げるが風が強くラインが浮き上がってしまう。

でそれなりに沈むルアーを使わなければいけないようだが、水深は深いところで1mあるかどうかだ。

重くて浮き上がりやすいルアーを使いたいところだが根掛かりが心配だ。

案の定、エアオグル85SLMを投げてみたら根掛かりでロストしてしまった。

あちこち移動してルアーを投げ続けたがアタリすらない。

そのうち雪交じりの雨が降ってきた。

 

そうこうしているうちに夜が明けてきた。

潮が満ちはじめているとはいえ、それでも干潮から50cmくらい満ちたくらいだ。

せっかくだから最初の場所に戻ってみると雨のせいか潮が濁っている。

表層を引けるキラキラしたルアーということで、エリア10ホログラムイナを投げてみる。

これを最後にするつもりで、車に戻りつつルアーを投げていると、10m先くらいで待望のアタリが来た!

そしてすぐに鰓洗いが始まる。

あまり活発ではないようだが手応えは重い。

足元まで寄せてみると60cmくらいのシーバスが見えた。

急いで玉網の準備をして海に入れるも網の向きが悪い。

気を取り直して玉網の角度を変え、次のタイミングで掬おうと思っていたその時、

シーバスが急に走り出した。

リールからラインが出る間もなくプツッとした手応えが伝わる。

リーダーの先でラインが切れてしまった。

何も入っていない玉網が重たかった。

 

結局何も釣れないまま今日の釣りは終わった。

何も釣れないままエアオグルとエリア10を失くしてしまった。

それよりもあのシーバスに悪いことをしてしまった。

網の角度が悪くても急いでシーバスを掬った方が良かったのだろうか。

悩みの帰り道、雪が降ってきた。

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積もるほどではないが

遠くの山は白くなっている。

次こそは必ず釣り上げてやる。