暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

ニベの煮付け

「にべもない」
他人との親密関係を表す言葉で、ひどく無愛想なことをいう。
 
この「にべ」とは一昨日釣ったニベのことである。
ニベのうきぶくろは粘着力が強く、膠の原料として使われていた。
この粘着力から他人との親密度を表す言葉になったという。
そういえば、一昨日の夜にニベをさばいた時には大きいうきぶくろがあったような気がする。
 
昨夜、このニベを煮付けで食べることにした。
魚の煮付けを作るのは生まれて初めだ。
自分の鍋が小さくてニベが入らないので、フライパンを使うことにする。
鍋に水と醤油、味醂、砂糖そして薄切りの生姜を加えて沸騰させる。
ニベを入れて、アルミホイルで落し蓋をしてしばらく煮る。
お酒を入れていないが、もともと持っていないからしょうがない。
これでいいのか分からないが何とかできた。

煮汁を入れすぎたかもしれない。
久しぶりに魚の煮付けを食べたがこれはこれで美味しかった。
あんまり久しぶりなので煮付けの味を正確に評価できないが。
 
魚の煮付け、もっと練習してみよう。