暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

ルアー釣り(松前港周辺)

今日は日曜日。
 
研究室4年生の荒牧君と一緒に実験の準備をする。
昼過ぎに準備が終わったので彼と一緒に釣りに行くことにした。
彼はルアーでブラックバスを釣ったことがあるという。
ということで今日の釣りはルアー釣りに決定だ。
 
いつもの松前港で釣りを始める。
今日のルアーもメタルジグだ。
イワシがいるので期待できそうなのだがまったくアタリがない。

いろいろ場所を変えつつジグを投げ続ける。
 
荒牧君は久しぶりのルアー釣りだったせいか、ジグをあまり遠くに飛ばせていない。
僭越ながら自分がお手本を見せることにした。
そのお手本でジグを投げた時にアタリが来た!
スタミナたっぷりのこのヒキはハマチに間違いない。

44cmのハマチだった。
荒牧君にプレゼントしようとしたが、さすが九州男児、「自分で釣るからいいです」と断ってきた。
いろいろ考えた末、まだまだ小さいのでリリースすることにした。
 
その後はアタリが続かない。
次の場所に移動したがこの選択が大当たりだった。
なんとそこでは30秒間に1回くらいシーバスがライズしていたのだ。
ちょうど引潮で水深が浅いのでフローティングミノーに変えてみる。 
荒牧君にお手本を見せようとしたところ、1投目でアタリが来た!
奇跡だ。

55cmのシーバスだった。
よく見るとこれは普通のシーバスではないぞ。

黒い斑点がある。

顔が何となく短い。
これはひょっとしたらタイリクスズキではないだろうか?
 
スズキは出世魚だ。
30cmまでをセイゴ、60cmまでをフッコ、60cmより大きいとスズキというらしい(地方で違います)。
タイリクスズキで55cmの場合は「タイリクフッコ」になるのだろうか?
ちなみにタイリクスズキの日本記録は138cmだそうだ。
ということで今回のはまだ小さいのでリリースすることにした。
 
この後、荒牧君が粘って釣りを続けるが、アタリがあるだけで釣り上げることはできなかった。
彼はもう一度来たいと言っていた。
こうしてまた1人、ルアー釣りの世界に飲み込まれていくのであった。
 
最近、釣った魚をリリースすることが多い。
この場合、バーブレス(「かえし」がない釣り針のこと)にした方が良いのだろうか?
釣れた魚を食べるときには普通の釣り針で、リリースする時にはバーブレスという様に使い分けた方が良いのだろうか?
 
ちょっと考えてみよう。