日本鶏
日本鶏の受精卵(有精卵)を入手するため、高知県に行ってきた。
「日本鶏」は、明治時代以前に日本で品種改良されてできた鶏だ。
いわゆる地鶏から、長鳴鶏、尾長鶏、矮鶏などがあり、それぞれ観賞用、闘鶏用、食肉用に改良されているので、様々な形や羽装、大きさのものがいる。
高知県では日本鶏の飼育が盛んなので、日本鶏の愛好家にお願いしたところ、お譲りいただけることになった。
恥ずかしながら自分は日本鶏のことをほとんど知らない。
日本鶏を見るものほぼ初めてだったりする。
それにしても日本鶏には色々な種類がある。
例えばこの鶉矮鶏。
矮鶏と名付けられているのでとても小さい。
この鶏、ちょっと変ったところがあるのが分かりますか?
実はこの鶏、尾羽がありません。
見た目が鶉のようなので「鶉矮鶏」と名付けられました。
鶉矮鶏は偶然生まれた尾羽のない小地鶏から作られたそうです。
昔の日本人は様々な鶏を作り出したものだ。
外国からわざわざ見に来る人もいるらしい。
ところが最近は日本鶏を飼育する人が減ってしまい、中には絶滅しそうなものもいるそうだ。
何だか複雑な気分になる。
帰り際、高知県の海でメタルジグを投げてみたら小さいカサゴが釣れた。
太平洋で初めて魚を釣った。
もちろんこの大きさでは満足はしていない。
また日本鶏を見に高知県に行こう。
ついでにもっと大きな魚を釣ろう。