暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

学会(中編)

朝5時に目が覚める。
完全に二日酔いだ。
この酔いを何とか解消したい。
と言うことで、近くの大淀川で釣りをすることにした。
 
その頃、台風27号が九州から離れつつあったので、小雨が降っているものの風はほとんどない。
近くのコンビニエンスストアで合羽を購入し、いざ大淀川へ向かう。
雨で増水した川にルアーを投げてみると時折アタリらしきものがある。
ボラが大量にいるようなのでスレ掛りかもしれないが、時々本当のアタリらしきものがあるので必死でルアーを投げ続ける。

小魚がスレ掛りで釣れた。
後で清原君に聞いたところ、この小魚はヒイラギらしい。
2回程シーバスらしいアタリがあったもののすぐにバラしてしまった。
結局ヒイラギ以外は釣れなかったが満足である。
吐きながら釣りをしていたので二日酔いもかなり解消された。
 
この後にホテルで朝食を取り、学会に向かう。
朝一番に自分の研究室の4年生が口頭発表した。

言葉に誤りが散見されたが、まずまずの発表だった。
質問にも十分答えられたので一安心だ。
この後はポスター発表やシンポジウムを聞く。
昼食には会場近くの「らーめん三郎」でラーメンを食べる。

大盛りを食べたのだが、普通盛りは500円と安い。
あっさりしていて食べ易かった。
 
午後の総会では、今学会大会の優秀発表賞が発表された。
どうせ自分の研究室からは選ばれないだろう(失礼)と思っていたら、今朝に口頭発表した4年生の名前が呼ばれた。
大学院生ばかりの口頭発表で4年生が賞を取ってしまった。
総会の直後に研究室の学生と写真を撮る。

今でも信じられない。
 
夜は懇親会に参加したが、昨夜の飲み過ぎを反省してほとんどお酒を飲まなかった。
そのせいか、他の大学の方とあまり話ができなかった。
この学会期間中は夜の行いに反省すべきことが多い。
 
後編に続きます。