暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

関西畜産学会

9月の三連休の最終日である。

ではあるが、今日から関西畜産学会に行かなければいけない。

今年の開催地は釣り部の清原君の地元であるT島県だ。

 

朝7時半に研究室に集合して、大学の共用車で一路T島県に向かう。

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昼前に到着し、評議員会、総会、シンポジウムを終えて夕方から一般講演が始まった。

一般講演はいわゆる研究発表であり、7分間の発表の後で3分間の質疑応答の時間が設けられている。

自分の研究室からは4年生が5人演題登録しており、そのうちの2人が今日に口頭発表することになっている。

学生達には、「口頭発表が第一段階で、質疑応答が第二段階である」「第一段階では自分一人だけでできるから、しっかり練習すれば大丈夫」「第一段階さえうまくできれば全体として80点くらいの出来になる」と伝えている。

とは言え、これまでの準備状況を見ていると、彼らの発表を安心して見ることができない。

さて、いよいよ自分の研究室の学生の発表が始まった。

失敗しないか心配で仕方がない。

ひょっとしたら発表している学生よりも自分の方が追い詰められているのではないか?

質疑応答はあまりうまく答えられなかったが、口頭発表自体は上々の出来だったと思う。

 

一日目の一般講演を終えて、夜は懇親会に参加した。

明日は早朝から一般講演で、昼過ぎに学会が終わる。

それから大学に帰らなければいけない。

したがって、T島県の観光をする余裕はない。

清原君に連絡しようかと思ったが、迷惑をかけるだけなので、今回は諦めることにした。

 

とは言え、シーバス用のタックルを持ち込まない自分ではない。

夜11時にホテルを飛び出し、ホテルの傍の川(河口)でルアーを投げる。

小さなアタリがあるが、なかなかフッキングしない。

使うルアーのサイズをどんどん小さくして、最終的にメバル用のワームになった。

橋桁にワームを投げ込むと遂にフッキングする。

しかし魚を寄せている間に痛恨のフックアウト。

魚の種類さえも分からなかった。

朝1時過ぎまで粘ったが全く釣れず、そのうえ雨が降ってきたので釣りを止めることにした。

 

こんなに疲れてしまって、明日の学会と帰りの運転は大丈夫だろうか。