暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

赤十字 その7

入院生活が始まってから1週間が過ぎようとしている。
ここで病院での生活を書き綴っておきたい。
 
病院の朝は6時から始まる。
病棟の照明が点き、看護士さんが病室の様子を見に来る。
7時頃に朝食を取って薬を飲む。
午前中は主治医の先生の診察を受けるが、自分は薬を飲むだけなので(採血や検尿をすることもある)、比較的短時間で終わる。
12時頃に昼食である。
朝食が少ないせいか、昼食はやや豪華だ。
午後は横になったり、病棟を散歩したり、本を読んだり、パソコンをいじったりとのんびり過ごす。
検査等があれば主治医の先生や看護士さん等がその都度来る。
今日は管理栄養士さんが来て「低タンパク質ごはん」を紹介してくれた。

腎臓の負担を軽くするためにこれからは低たんぱく質・低塩の食事になる。
普通のご飯とは違うがこれはこれで美味しい。
実のところ自分の場合は検査等がほとんどない。
それでは何故入院しているかというと、感染防止のためである。
今は免疫力を下げる治療をしているので、感染に弱くなっているからだ。
隣が小学校なので子供たちの声が聞こえる。
自分のベッドが窓側ではないのが残業だ。
18時前に夕食を取り、21時半に消灯だ…というところだが、夜中の2時頃に看護士さんが様子を見に来る。
これには毎日驚かされる。
 
こんな感じで1日が終わる。
普段の生活とあまり変わらないので気が楽だ。
それにしてもお医者さんと看護士さん、その他のスタッフはいつも忙しそうだ。
自分も仕事しなければと考えてしまう。