暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

釣り納めならず

昨日で公式の仕事は終わった。

もう誰も自分の釣りを邪魔する者はいない。

 

ただし、誰も邪魔する者はいないといっても、天候だけが心配だった。

それは昨日から今年一番の寒波が来ているからだ。

朝起きて外をみると雪は積もっていない。

Yahooの風予測を見ると佐田岬の釣り場では追い風になっている。

と言うことで早朝から佐田岬に行くことにした。

 

釣り場に到着したのが朝6時過ぎ。

既に先客がいるかと思えば三人しかない。

これは良い場所が取れそうだと考えていたら結構な風が吹いている。

それも追い風どころかやや斜め前からの向かい風である。

これで釣りになるのかしら。

小潮のド干潮というのも良い条件とは思えない。

取り敢えず暗いうちから釣り場に入り、ミノーを投げるがアタリはない。

と言うよりも風のせいでミノーがまともに飛んで行かないうえに、波が強いせいで水を上手く噛んでくれない。

重めのシンキングペンシルに切り替えようというところで選んだのがアピアパンチラインマッスル95(28mm)。

これを投げてゆっくり引いていると足元近くでアタリが来た!

辺りが暗すぎて魚種が全く分からない。

足元に寄せたところで少しだけ鰓洗いした。

40~50cmくらいのシーバスだ。

足場が高いので抜き上げようとしたところで痛恨のポロリ。

やってしまった。

 

まだ釣りを始めたばかりなので気を取り直してみたが、結果から言うとこれが唯一のアタリだった。

とにかく風が強くて波が高く、潮も動かない。

気付けば他のルアーマン達は全員いなくなっていた。

久しぶりの釣りはボウズに終わった。

 

帰り道で道端に雪が積もっているのが見えた。

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少しだけど

これだけ寒いのだから雪が降ってもおかしくない。

車のタイヤを替えておいて良かった。

 

とにかく魚は釣れなかったのでこれを釣り納めとすることはできない。

今年も残りあと二日。

必ず魚を釣ってやる。