暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

春休みよさらば(佐田岬釣行8回目)

大学はまだ春休み。

今週は入学式などが行われ、来週から本格的に授業が始まる。

自分の研究も来週から本格的に再開する。

のんびり仕事をしていられるのも今週までだ。

それならば行くしかない。

と言うことで出勤前に佐田岬に行ってきた。

 

釣り場に到着したのは朝5時半頃。

中潮の上げ7分といったところ。

暗いうちにエリア10を投げるといきなりアタリが来た。

ところがすぐにバラしてしまう。

セイゴかなと思いつつ投げ続けているとまたアタリが来た。

アタリの後のダッシュからするとメバルのようだが、これもまたバラしてしまう。

メバルがいるのならワームだろうということでワームを投げてみることにした。

ジグヘッドはJAZZ尺ヘッドDXマイクロバーブRタイプ4gで釣り部のエースのブログを見て選んだもので、ワームはreinsのアジアダーで清原君に教えてもらったものだ。

自分で考えて選べと言われそうだが、ほぼ素人の自分には種類が多すぎで選ぶことができない。

とにかくこれを投げてみるとすぐにアタリが来た。

なかなか引くセイゴだなと思いつつ抜き上げてみるとセイゴではない。

f:id:tachitetsu:20190403054408j:plain

自己最高記録

38cmのアジだった。

30cm以上のアジをルアーで釣ったはこれが初めてだ。

しかもロッドはラテオ100MHである。

エリア10でバラしまくっていたのはアジだったのだ。

しかし、写真を撮りまくっているうちに群れが去ったようで、この後はアタリがなくなってしまった。

 

続いて釣れたのがメバル

f:id:tachitetsu:20190403054733j:plain

いつものサイズ

23cmとまずまずのサイズだったが、アジのインパクトが大きすぎた。

この後はワームでのアタリがなくなり、エリア10でもアタリはなくなった。

 

この時点で周りはだいぶ明るくなっている。

そろそろ青物が来るかもしれないということで、大型のミノーに切り替えた。

選んだのはアピアドーバー120F。

これを投げていると重めのアタリが来た!

底に逃げようとしているがロッドを立てて魚の動きを封じる。

この魚の引きは先日に釣ったヒラスズキと同じくらい、つまりこれくらいなら問題なく耐えられる。

一分くらいで勝負がついた。

平べったい体をしているのでクロダイかと思ったが、

f:id:tachitetsu:20190403060524j:plain

いつ見ても眩しい。

釣れたのは61cmのヒラスズキだった。

f:id:tachitetsu:20190403060540j:plain

いつ見ても精悍な顔つき。

このタックルで二度ヒラスズキを釣ったことで、このタックルに自信が出てきた。

ロッドにもラインにも、種類やサイズ、結束の方法も含めた全てが信じられる。

何度バラしても諦めなくてよかった。

もし諦めていたならこの満足感を得ることはできなかった。

苦労してよかった。

本当によかった。

 

これまでの工夫をもっと信じられるようにするために、もっともっとヒラスズキを釣ってみたい。

 

この後は全くアタリがなくなり、青物狙いでメタルジグを投げても何も釣れなかった。

唯一ナマコ(トラフナマコ?)が引っ掛かっただけだ。

f:id:tachitetsu:20190403074451j:plain

エソの色のような気がした

これで今日の釣りは終わり。

 

春休み最後の釣りで魚を釣ることができて本当によかった。

学会の後で休みなしで仕事をしていたものだから、新年度が始まっても気持ちの切り替えができていなかった。

どの仕事をしても中途半端で(すみません)、新年度が心配な状態だった。

しかしこれで仕事に打ち込める。

仕事が行き詰ったらまた佐田岬に来よう。