最後のセンター試験
今日から明日にかけて、最後のセンター試験が行われる。
センター試験が初めて行われたのが1990年だから、ちょうど30年でその歴史に幕が下りることになる。
来年からは「大学入学共通テスト」が始まる。
とは言え、大学入学共通テストの売りだった記述式の問題は延期されることになり、実質的にはセンター試験と変わらなくなる可能性が高い。
だったらセンター試験のままでいいじゃないかと思ってしまう。
この日記に何度でも書いていることであるが、そもそも良い人材を育てたいのであるなら、大学入学試験を改善するより、大学卒業試験を設けた方が良いのは間違いない。
大学卒業試験の方が記述式の問題もできるだろうし、記述式でなくても口頭試問など様々な設問ができる。
ただ、もし大学卒業試験を設けるなら、卒業論文研究をしっかりしている学生には免除制度できるようにした方が良いだろう。
研究をしっかりしているかどうかは大学の研究室の指導教員が判断すれば良い。
以上は全て自分の個人的な意見である。
それとは別の個人的な意見として、大学入試に関わる仕事が増えすぎないようにしてほしいというのがある。
ちなみに、どちらの意見もお役人さんに受け入れてもらえる可能性が非常に低いことだけは理解している。