大学での新型コロナウイルスの対策について その11:動画作り
Webオープンキャンパスの動画のうち、研究室の紹介動画は各研究室で作らなければならない。
しかし自分は動画を編集したことなんてない。
普段からYouTubeを見ている学生の方が動画作りに長けているはずだ。
一方で自分の研究室には学生があまりいないので(注:新型コロナウイルスの感染対策として四年生は就職活動が終わるまで研究室に来ないよう指示を出している)、一部の学生の負担が増えるのもあまり良くない。
学生が動画を編集できるといって、学生に丸投げするのも教員として良くないだろう。
ということで、学生に動画を作ってもらうのとは別に自分でも動画を作ることにした。
さすが今どきの学生、あっという間に動画を完成させてしまった。
しかも手抜きではなく、お洒落でいかにも高校生に受けそうなものである。
こんなのかないっこない。
とはいえここで逃げ出したら教員の面目は丸潰れだ。
取り敢えず動画編集ソフトであるPowerDirector 18 Ultraを購入した。
ダウンロード版を購入してインストールする。
インストールに時間がかかってしまい投げ出したくなる。
これまでに撮影した動画や写真を入れ、一週間ほどかけて動画を完成させた。
自分でいうのもなんだが、国営放送のドキュメンタリー番組の様になってしまった。
YouTubeをよく見る学生が作った動画はYouTubeのようで、テレビを見て育った自分(と言うほどテレビを見ていないが)が作った動画はテレビのようになる。
ヒトはこれまでの経験に基づいて行動するということなのだろう(我々が新しい発想を作れないというだけかもしれないが)。
授業の準備だけでなく、動画作りでもかなりの時間を費やした。
いつになったら研究ができるのだろうか。