暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

第4回釣り部遠征(後編)

寝不足と疲労感を抱えながら八幡浜へ向かう。
4人の中で宮崎君だけが元気だ。
それは、彼が三崎で釣りをせずに車の中でずっと寝ていたからだ。
三崎ではあまり釣れなかったので、なんだか彼に負けた気がする。
   
12時過ぎに「シーロード八幡浜」に着いた。
ここは昨夏に奇跡的にイシダイを2匹釣ったところだ。
その奇跡に少しでもあやかりたい。
ということで投げ釣りを始めるが、まるでアタリがない。
サビキ釣りも相変わらずだ。
隣の釣り人はチヌやアジを釣っているのに。
 
そんな時、エギングをしていた辻君がコウイカを釣ったという情報が入った。
彼の足元のスカリを見ると確かにいる。

コウイカを見るのは生まれて初めてだ。

 
それを見た植村君がコウイカ釣りを始める。
しばらくすると彼もコウイカを釣り上げた。

宮崎君もチャレンジしたところ、すぐにアタリがきた。

皆で協力して釣り上げる。
またもや玉網が大活躍だ。
玉網ですくったところでコウイカが墨を吐いた。

コウイカは大量の墨を吐くことから、関東ではスミイカとも言われている。
釣り上げた後で墨をかけられる釣り人も珍しくない。
 
こんな状況を見せられて黙っているわけにはいかない。
半ば強引に辻君の竿を借りてやってみる。
するとあっさり釣れてしまった。

これは楽しい。
もう他の釣りはできない。
結局、コウイカ釣りに熱中して15時に納竿した。
 
最終的に辻君が4杯、自分が3杯、植村君と宮崎君がそれぞれ1杯ずつコウイカを釣り上げた。
小アジが釣れなかった時はどうなるかと思ったが、結果的には大満足だ。
 
いつかまたこのメンバーで釣りをしたい。