暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

清原君(前編)

釣り部のエース・辻君に、釣り好きの後輩がいることが判明した。
その名を清原君という。
早速、釣り部メンバーと一緒に釣りに行くことにした。
 
今回の釣り場は瀬戸内海のとある島だ。
最終便のフェリーに乗り込み、その島を目指す。

翌朝のフェリーに乗るまで夜通し釣りをするのだ。
 
この島は興居島よりも小さく、釣りができる場所は少ない。
適当に場所を選び、ワーム遊び、ウキ釣り、サビキ釣りなど各々の釣りを始める。
さすが島、魚が結構釣れる。

植村君がワーム遊びで釣り上げたオウゴンムラソイ。
良いサイズだが、ムラソイがワームから外れた瞬間に野良猫が持っていってしまった。

日が沈んでから20cm前後のアジが釣れ始めた。
といっても自分を除いた他のメンバーにだが。
悔しい。

この写真を撮った時には気付かなかったが、宮崎君の指でアジが隠れてしまい、少し残念な写真になってしまった。
 
ムラソイやアジだけではなく、メバルカサゴもぼちぼち釣れる。
釣り部創設以来の釣果になることは間違いない。
このままずっと釣りを続けてしまいそうなので、休憩がてら夕飯を食べることにした。

スーパーのお弁当でも、景色が良くて釣果が良いととても美味しく感じる。
 
夕食後、ウキ釣りでようやくアジを1匹釣ることができた。

20cm弱だが、自分にとって久しぶりのアジである。
素直にうれしい。
 
夜はまだ始まったばかりである。
 
後編に続きます。