暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

シーロード八幡浜

今日は有給を取って清原君とシーロード八幡浜に行くことにした。
アジやソウダガツオ、ヤズ、イシダイ等が釣れるうえに、昨年はサヨリが大量発生していたので、とても楽しみだ。
 
朝5時前に合流し、一路シーロード八幡浜へ向かう。
最近は一人で遠出することが多かったので、車中での話が楽しい。
話が弾んだだけあったあっという間に八幡浜に到着した。
 
まずはサビキ釣りで小アジを釣る。
全く釣れない訳ではないがあまり釣れない。
四苦八苦しながら釣りをしていると、高校生くらいの少年2人がバーチカルジギングをやっていた。
1人はかなりの腕前で見事なロッド捌きだ。
タチウオでも狙っているのかと見てみるとロッドが大きく曲がる。
メタルジグの先にはヤズが付いていた。
 
早速自分もメタルジグを使ってみたが全くアタリがない。
隣でサビキ釣りをしていた人も釣れたアジにヤズが食ってきたようだ。
そこで小アジを使った泳がせ釣りに切り替えてみる。
 
すると清原君にアタリが来た。
どこからどう見ても小アジの引きではない。

サビキ仕掛けで40cm弱のヤズを釣り上げた。
この後にもう1匹追加した。
 
こうなれば自分も釣りたくなってくる。
ところがなかなか釣れない。
挙句の果てに小アジも釣れなくなってきた。
 
とここで小学5年生が話しかけてきて図らずも3人で釣りをすることになった。
この小学生は釣りをしながらひっきりなしに話してくる。
その上竿に糸が絡んだりすると「おっちゃん直して」と遠慮なく言ってくる。
釣れない間も退屈しない。
 
それにしてもなかなかヤズが釣れない。
ヤズの棚を把握する事が大事なようなのだがそれもうまくいかない。
11時頃に小アジが2匹釣れたので、別の場所に移動することにした。
やや浅めの棚に小アジを投入すると、小アジが激しく動き出す。
もしやと思って見ていると竿が大きく曲がった。
ついにヤズが喰いついてきた!
よく見るとヤズが1匹だけ掛かっていて小アジ1匹だけそのままだった。
そしてもう1匹別のヤズがその小アジを狙っているではないか。
清原君が玉網を用意している間にもう1匹のヤズがその小アジを飲み込んだ。
まさかの2匹掛けである。
残念な事に1匹はバラしてしまったがやっとヤズが釣れた。

37cmだった。
これでヤズの棚が把握できた気がする。
もっと粘ればヤズを追加することもできたかもしれないが今日はこれで満足だ。
 
小学生に別れを告げ、帰る準備を始めた。
彼のおかげで賑やかな釣りになったが、できれば彼にもヤズを釣ってもらいたかった。
と思っていたら、彼の竿に今までにない大物が掛かったようだ。
すかさず清原君がアドバイスを送り、自分が玉網を構える。
そしてついに彼もヤズを釣り上げた。
劇的な幕切れだった。
 
こうして久しぶりのシーロード八幡浜も無事に釣りを終えた。
次も泳がせ釣りをしたい。