暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

繰り返す失敗の果てに

今日は土曜日。

久しぶりに実験がない。

鳥小屋作りがあるが、そんなことよりも釣りに行きたい。

と言うことで早朝から佐田岬に行ってきた。

前回にドーバー120Fを持っていかれた屈辱(?)のリベンジだ。

 

と言うことで佐田岬に到着したのが朝5時前。

中潮でちょうど潮が下げきるところ。

前回ロストしたドーバー120Fも調達してきたのでこれを投げてみる。

ドーバーを数回投げたところでPEラインがロッドの先に絡まってしまった。

それに気づかずに投げようとしたら、PEラインが切れてしまった。

ドーバーは放物線を描いて海に落ちてしまった。

幸いドーバー120Fはフローティングミノーなので浮かんだままだ。

ルアーを投げて引っ掛けようとするがなかなか引っ掛からない。

そのうち潮の流れに乗って少しずつ沖に流されていく。

目に見えるところにあるのに取り戻すことができない。

自分の失敗を時間をかけて見せつけられている気分だ。

結局何も釣れないまま時間だけが過ぎていった。

 

夜もすっかり明けた時、やぶれかぶれでメタルジグを投げてみた。

メタルジグを投げて海底まで沈め、それからワンピッチジャーク(もどき)を始める。

しばらく続けていると、いきなりアタリが来た!

あまり走る様子はないが頭を横に振りまくっている。

手応えは軽くないが弱気で戦うのもどうかと思いドラグを緩めずにリールを巻く。

ロッドを立てて魚を寄せてリールを巻く。

今までリールを巻くことばかりに注力していたが、今回はロッドの力に頼ることにした(気付いていたらそうしていた)。

足元のテトラポッドに突っ込まれたらまずいので、どんどんリールを巻いていく。

そうして何とか玉網で掬うことに成功した。

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5月末になってようやく釣れた

75cmのハマチだった。

ダイワのラテオ100MHでようやく青物が釣れた。

特にお奨めしないがこのハマチでも十分戦えた。

このハマチが寄生虫にやられていたとかで弱っていたのかもしれないが・・・。

ヒットルアーはマリアのムーチョルチア45g。

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フックの錆びに自分のズボラさが表れている

フックはやや曲がっていた。

 

ドーバー120Fを失ったがその代わりに青物を釣り上げることができた。

自分の釣りの技術と言うよりも神様からのご褒美だと思うことにしよう。