暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

初めての沖縄その3

沖縄生活3日目。
今日で沖縄から離れる。
13時40分発の飛行機に乗るためいろいろと観光する時間はない。
それならば行くしかない。
と言うことで早朝から国場川で釣りをしてきた。
 
壺川駅で降り、荷物をコインロッカーに入れた後、シーバスタックル一式を持って川辺に向かった。
上流では工事をしているようなので、河口側で釣りを始める。
狙いはガーラ(メッキ)やチヌの他、本土で見られない魚である。
サメが釣れたら嬉しいが餌釣りではないので難しいだろう。
 
小雨の中、シーバス用ミノーやバイブレーションを投げるが全くアタリがない。
この川の濁りからすると何かが反応しても良さそうなのに…。

流れが緩やかなうえ、両岸が整備されているせいで流れの違いがあまりない。
橋脚周りもアタリがない、打つ手なしの状態である。
 
岸壁が緩いカーブになっているところに小さなヨレができている。
このヨレの近くに小魚が見えるが、時折パシャパシャ音を立てている。
ひょっとしてフィッシュイーターのライズではないだろうか。
ワームを落としてアクションさせながら上げてみると魚が追いかけてきた。
何度か試して辛うじてフッキングさせることに成功した。

小さなメッキだった。
鰭の色からするとロウニンアジだろうか。
この後も黒くて細い魚や茶色と黄色の縞模様の魚の攻撃が見えるもののなかなかフッキングしない。
場所を変えても釣れるのはメッキばかり。


さらに岸壁のライズに向けてワームを投げてみるとイケカツオが釣れた。

最後に小魚を追加して納竿した。

ロクセンフエダイだろうか。
とにかくこれで五目達成である。
 
これで沖縄の釣りは終わった。
想像していたよりも釣れなかったがボウズではなかったし十分楽しめた。
国場川で知り合った釣り人のおじさんによると昔に比べると全然釣れなくなったらしい。
ただ、今回はあくまで那覇の街中での釣りである。
コンドミニアムの受付のお姉さんも、国場川の釣り人のおじさんも、北部の方が釣れると言っていた。
次はもう少し時間を作って北部か、あるいは別の場所、別の季節に挑戦してみたい。