暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

ネコの日

今日から三連休。

珍しく実験がない三連休。

であるならば行くしかない。

と言うことで早朝から第二の河口に行ってきた。

 

朝3時過ぎに起床し、小雨が降る中第二の河口に向かう。

朝4時過ぎの第二の河口は雨が降っておらず、満潮の一歩手前の状態だった。

取り敢えずハードコアヘビーシンキングミノー50を投げるも全くアタリがない。

場所を替えてもアタリはなく、早くもボウズの気配が漂ってきた。

ひょっとしたらベイトが小さいのではと考え、メバル用のワームを投げてみる。

答えはすぐに出た。

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24cmのセイゴ。

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21cmのセイゴ。

より大物を狙って場所を移動する。

しかし全く釣れず次第に夜が明けてきた。

足元には野良猫が集まっている。

底物狙いに切り替えてメタルジグを投げるとエソが釣れた。

足元の野良猫が欲しそうに見上げている。

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右の茶白トビが人懐こく、いつも他のネコに先んじて足元に寄ってくる。

左の黒子猫はまったく近寄ってこない訳ではないが体を触らせてはくれない。

そうこうしているうちにエソがフックから外れてしまった。

エソが地面に着くや否や黒子猫がエソを咥え、他の野良猫には絶対に渡さない雰囲気を醸し出しながら一目散に逃げて行ってしまった。

それを追いかける茶白トビ。

数分後、茶白トビがまた足元にやってきた。

黒子猫がエソを分けてくれなかったのであろう。

そうこうしているうちにまたエソが釣れた。

今度は茶白トビに渡してみる。

茶白トビは満足したようにゆっくり歩いて去って行った。

 

第二の河口での釣りを諦めて変える支度をしている時にエソを食べている茶白トビを見た。

他の野良猫がエソ欲しさに集まってくる。

3匹ほど集まってきたが、茶白トビはエソを譲ることはなく、他の野良猫たちは諦めて去って行った。

野良猫は同じ地域に住んでいても、餌を譲り合うことはないようである。

 

ちなみに、茶白トビがエソを食べている間(他の野良猫が諦める間)の10分間、コンパクトデジタルカメラで動画を撮ってみた。

10分間同じ姿勢をとっていたので肩が変に凝ってしまった。