ラテオ初陣(後編)
第二の河口の釣りを切り上げた後で、第三の河口に寄ってみた。
7時前の第三の河口には釣り人がぼちぼちいたが、風が強く海も荒れているのでつれている気配はない。
この状況でラテオ 100MHを使ってメタルジグを投げてみる。
狙いはもちろん青物だ。
ラテオに組み合わせるリールはシマノのアルテグラ 12 4000HGだ。
今までのジグキャスター 97MHとアルテグラ 12 4000HGの組み合わせよりも格段にバランスが良く、40gのメタルジグなら何の心配もなく投げることができる。
ジグキャスターよりも60gも軽いので一日中使ってもあまり疲れなさそうだ。
ただし、シーバスロッドのMHなので、ジグキャスターと比べるとかなり柔らかい。
大物が釣れた時にどれくらい耐えられるかが心配だ。
飛距離の方は、今回が追い風のためあまり参考にはならなかった。
肝心の青物だがまったくアタリがなかった。
セイゴと思しき小さなボイルがちらほら見えたので、メバル用のミノー(6g、ラテオ100MHは12~60gのルアーに対応する)を投げてみる。
するとあっさりセイゴが釣れた。
20cmくらいのヒラセイゴ。
このミノーは紙やすりで塗装を落としたもので、お気に入りの逸品である。
あまりに使いすぎているのでリアフックの根元が割れ始めてきた。
この後にアタリがなくなったので、あちこち移動しながらルアーを投げる。
あるポイントでセイゴが連発した。
ヒットルアーは全てガイアのエリア10(9g)。
海が荒れているのでセイゴの活性が高いようだ。
結局、青物も大きめのシーバスも釣れず、この日の釣りは終了した。
ラテオのMHなので小さい魚のバイトを弾くことがあるのが心配だったが、魚の活性が高い時には小物も釣れそうだ。
ただし、さすがに軽いルアーは投げづらいので、軽いルアーを使いたい時は別のロッドを使った方が良いと思う。
ちなみにこの次の日も朝から第三の河口にやってきた。
より大きめの魚を釣り上げてこそラテオの性能が分かると考えたからだ。
結果はシーバスと思われるアタリが一度だけあって、それもうまくアワセきれずにバラしてしまった。
海も穏やかになっていたためセイゴも全く遊んでくれなかった。
いずれより大きな魚を釣って、ラテオの性能を確かめてみたい。