暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

骨格標本

オープンキャンパス

今年もオープンキャンパスの季節がやってきた。 といってもほとんど学生達に任せているのだが。 自分がしたことといえばポスターと骨格標本を作っただけである。 学生達にはいつも助けられている気がする。

イノシシの四肢

昨日の夕方に共同研究者から論文が二つ帰ってきたので、少しずつ修正を進める。 その息抜きとしてイノシシの骨格標本の作成も続ける。 まずは前脚の固定だ。 前脚を針金(0.55mm)とホットボンドで固定する。 肩甲骨と上腕骨、上腕骨と尺骨、橈骨は針金だけ…

イノシシの骨格標本台

仕事が再開したものの、助教は出張中で、研究室の学生も夏休みでいない。 実験をしようにもサンプルがないので今は何もできない。 論文の方は共同研究者の校正を待っている状態である。 と言うことで、少しだけ研究活動に取り組んだ後でイノシシの骨格標本作…

イノシシの肋骨

イノシシの脊椎を(いちおう)接着させたので、次は肋骨を接着させる。 ここで困ったことが二つある。 一つ目は肋骨の左右と順番が分からないこと。 二つ目は肋骨の接着の仕方だ。 一つ目の問題は、解剖や骨格づくりの本と、インターネットを駆使して何とか…

イノシシの骨格標本作りの再開

最近、仕事があまり順調ではない。 釣りの方もシーバスをバラしてばかりである。 何もかも中途半端な気がして精神的に辛い。 この状態を解決するためには、少しずつ中途半端を解消していくしかない。 自分の中途半端なものに「骨格標本作り」がある。 6年く…

ニワトリの骨格標本

世界で最も多く飼育されている家畜はニワトリだ。 世界中のヒトの数よりも多い。 高タンパク低カロリーな卵と鶏肉が生産できるため、重要な家畜とされている。 ということでニワトリの骨格標本を作ることにした。 今回は「標本を煮て肉を取り除く」方法を試…

イノシシの骨を組み立てる

最近、骨の日記ばかりだ。 いちおう仕事もしっかりさせていただいております。 この日記では気味の悪いことにウジのハナシばかり書いている。 ウィキペディアの受け売りだが、ウジは腐敗した細胞や壊死細胞を食べるものの、正常な細胞を食べることはないらし…

イノシシの骨格標本

今から3ヶ月も前のお話。 タヌキ3号を入手した1週間後に、附属高校の先生から若いイノシシの死体をもらった。 イノシシなら畜産の教育資料として申し分ない。 ということでイノシシ1号の骨格標本作りを始めた。 まず皮膚を剥いで、内臓を取り出した。 その後…

タヌキの骨格標本

今日は実験がないので、骨格標本を組み立てた。 この写真はタヌキ3号。 環境昆虫学の松野君が県内で昆虫採集の際に見つけてきたものだ。 骨格標本を作るにあたり、筋肉など骨の周りの組織を取り除く必要がある。 いろいろな方法があるが有名なものは下の4つ…

初めての骨格標本作り

自分は農学部の畜産学研究室というところに所属している。 畜産なのに、動物に関する教育資料が何もない。 何かしようということで、今年から骨格標本を作り始めた。 この動物がひと目でわかるヒトはすごい。 自分はまったくわからなかった。 これはタヌキの…