暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

大腸癌検査の後で

大腸癌検査が終わったので、釣りに行くことにした。
 
今回は清原君と石岡君を誘い、早朝4時から海に向かう。
海はかなり澄んでおり、時折ボラが跳ねている。
ミノーを投げてみるがあまり釣れそうな気配がない。
時折ある小さなアタリはおそらくヤツであろう。

ほらやっぱり。
いくらミノーを投げてもフグばかり。
 
あんまり釣れないので、石岡君と雑談をし始めた。
自分「もし30cm以上の魚を釣ったら何かください」
石岡君「じゃあ結婚祝いにルアーを買ってあげますよ」
その直後、自分が投げたミノーが着水した瞬間、魚が喰いついてきた。
間違いなく30cm以上ある。
リールがジージー鳴いている。
そしてエラ洗い。
シーバスだ!
数分の格闘の後、石岡君に玉網で掬ってもらい、無事に釣り上げることができた。

54cmのシーバスだ。
ほんの少しだけ斑点があるのでタイリクスズキだろうか。
丸々と太っている。

何時見ても美しい魚だ。

ルアーのフックが曲がってしまった。
本来ならメバル用なので仕方ないだろう。
 
何はともあれ良かった。
あの苦しい大腸癌検査の後のご褒美だと思いたい。