暗屯子の部屋

ミカンと温泉の街に潜み、IgA腎症と戦いながら研究と釣りに明け暮れている、ヒゲとメガネとは私のことです。

鶏肉とラーメン

先日の学生実験でニワトリの手羽が余った。
せっかくだから、手羽から出汁を取ってラーメンを作ってみよう。
 
まず、鍋に手羽と長ネギの青い部分、ショウガを入る。

ここで激しく沸騰させるとスープが白濁し、ほどほどに沸騰させると綺麗な黄色のスープが取れるらしい。
火加減がよく分からないので、取り敢えず沸騰させておこう。
アクを取りながら1時間程煮込む。

ここで味見をするが、鰹節と同じくあまり美味しくない。
 
この出汁に、醤油ダレ(醤油に酒と味醂、鰹節、干し椎茸、昆布を加えて軽く煮込んで作った)を混ぜてみるととても美味しくなった。
醤油は偉大な調味料である。
 
これで作ったラーメンがこちら。

実は、麺を茹でるのに失敗してしまい美味しくなくなってしまった。
スープはあんなに良かったのに…。
 
翌日、違う麺を使って注意深く茹でたら美味しくできた。
苦労のかいがあったというものだ。
 
今回の件で、ラーメン店で働く人の大変さがよく分かった。
 
最後に、出汁を取り終えた手羽を食べてみることにした。

出汁がうまく取れていなかったのだろう、少し旨みが残っている。
驚いたことに肉が骨から簡単に取れる。
手羽先を食べるときにはいつも苦労するが、こんなに簡単に取れるようになるとは思っても見なかった。
 
いずれまたラーメンを作ってみよう。